フェノールフォーム断熱材の規格

フェノールフォームの規格には、以下のようなものがあります。

表1−A種フェノールフォーム保温板の規格 (JISA9511:2006R 発泡プラスチック保温材より抜粋)
保温板の
種類
密度
kg/m3
熱伝導率
W/(m・K)
(平均温度23℃)
透湿係数
(厚さ25mm当り)
ng/(m2・s・Pa)
圧縮強さ
N/cm2
曲げ強さ
N/cm2
燃焼性 吸水量
g/100cm2
1種 1号 45以上 0.022以下 60以下 15以上 25以上 28以上 4以下
2号 25以上 0.022以下 10以上 15以上 5以下
2種 1号 45以上 0.036以下 145以下 15以上 25以上 4以下
2号 35以上 0.034以下 10以上 20以上 5以下
3号 25以上 0.028以下 7以上 15以上 5以下
3種 1号 13以上 0.035以下 1以上 2以上 10以下
2号 13以上 0.035以下 1300以下 1以上 2以上 10以下
試験方法 JIS K 7220 JIS A 1412 JIS A 1324 JIS K 7220 JIS K 7221 JIS K 7201 JIS K 9511
※ホルムアルデヒド放散による区分:F☆☆☆☆等級、F☆☆☆等級(試験方法:JIS A 1901)
※面材による区分(記号) 透湿性面材:(S)、非透湿性面材:(V)、片側透湿性・片側非透湿性面材:(SV)、面材なし:(N)


表2−ISO4898
「建築物の断熱に使用する硬質発泡プラスチック」(建築物の断熱に使用するRC/PF※1の品質特性)より抜粋
     
特性 単位 I※2 II※2 III※2  
A※3 B※3 A※3 B※3 C※3
密度(最低)※4 kg/m3 30 30 40 40 60 ISO846
圧縮強さまたは10%
変形時の圧縮応力(最低)
kPa 60 60 100 100 250 ISO844
熱伝導率(最大)
10℃平均/28日以上
mW/(m・K) 20 35 20 35 37 ISO8301
ISO8302
熱伝導率(最大)
23℃平均/28日以上
22 37 22 37 39
70℃/48時間後の
寸法変化(最大)
% 2 2 2 2 2 ISO2798
20kPa下80℃/48時間後の
圧縮クリープ最大
% - - 5 5 - ISO/TR2799
40kPa下70℃/7日後の
圧縮クリープ(最大)
% - - - - 5 ISO/TR2799
23℃/0〜50%R.H.時の
透湿度
※5
ng/(Pa・s・m) 12〜1.5 6.5〜0.5 6.5〜0.5 ISO1883
曲げ破壊荷重 N 15 15 25 25 35 ISO1209

※1 Rigid Cellular Phenolic Foam レゾール又はノボラック型のフェノールフォーム
※2 (カテゴリー)購入者及び供給者の広範な最終用途に対応するため、物性に関する要求事項を次のカテゴリーに区分し、規定する。
カテゴリーI 壁及び空隙部の断熱、通気屋根中空壁断熱などのような耐力性の要求のない用途に適す。
カテゴリーII 組み立て屋根、床下断熱などの用途のような限定的な体力が要求される用途に適し、高温になることがあり、耐圧縮クレープ性が要求される。
カテゴリーIII 駐車場、冷蔵庫の床などの用途のような、耐力性が要求される用途に適し、高レベルの圧縮強さと耐圧縮クリープ性が要求される。
※3 (サブカテゴリー)熱伝導率に基づいてサブカテゴリー(A,B,C)に区分する。表中の熱伝導率は最大値である。
※4 各試験サンプルの密度が全測定値の平均の90%を下回ってはならない。
※5 購入者と供給者の合意によって、特定の限界値を選択することも可能。



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